文責:下田

攻撃的リアリストと防御的リアリストの立場からみた東アジア情勢の今後について、各班が発表しました

 

A班
・攻撃的リアリズム
中国:覇権の獲得
アメリカ:覇権の維持
⇒両国の勢力圏で衝突
結論=エスカレーションを起こす。
・防御的リアリズム
中国…資源の補給ルートの確保のために軍拡
アメリカ…同盟国とのコミットメント維持のためにアジアシフト
結論=バランスオブパワーが維持される。

川添枠
○攻撃的リアリズム
結論=核保有国が増える
○防御的リアリズム
・中国の勢力図は大陸部と台湾
・アメリカは自国の安保を直接脅かす国家に強硬
結論=アメリカは台湾から手を引く

B班
・攻撃的リアリズム
中国…軍事力において、アメリカを超し、覇権を目指す。
日本・韓国…アメリカに付随し、安全保障を達成しようとする。
アメリカ…同盟国へのコミットメントを保つためにバランシング

・防御的リアリズム
中国…軍事力は増強する。しかし不必要なパワーは追及しない。
日本・韓国…脅威となる中国を抑えるため、中国を制度的な枠組みに引き込み、不必 要な緊張関係は避ける。

C班
・攻撃的リアリズム
中国が覇権を握ろうとする
→日本や韓国といった周辺国は安全保障を脅かされる
周辺国はアメリカと関係を組んで、中国に対抗する
結果として緊張が高まる

・防御的リアリズム
自らの安全保障が第一
中国はパワー増加に野心はないが、各国からすれば脅威の可能性
→中国はむやみなパワーは増加しない
→現状維持

D班
・防御的リアリズム
中国の軍拡は東アジアの脅威
しかし、脅威が増大するのを防ぐため、バランシングは自重
中国の脅威をとりのぞくため協力行動をとる
・攻撃的リアリズム
アメリカと中国は覇権を取るまで軍拡を続ける
周辺国は自国を守るために…
a.軍拡を行う
b.同盟を結ぶ
例)ASEANが今の経済同盟から
→軍事同盟へ
→アメリカも介入

 

○国際政治はどういう原理で動いているのか? 本質、世界観は何か?
リアリズム→権力、パワー
リベラリズム→相互依存関係
コンストラクティビズム→観念、アイデア
…国際政治理論は日々更新され続けている
…それぞれの理論は万能ではなく一つのものを見るレンズであり、それぞれの立場  をとってみて多角的に国際政治をみるとよく理解できる