Case study

ケーススタディとは、現実の問題を詳しく分析・検討することで、その問題解決方法を研究することです。森聡研究会では、ゼミ合宿中に行う外交シミュレーションに向けて現代国際政治の事例を取り上げ、ケーススタディを実施し、その成果物としてケースブックを作成しています。

3年生が主体となり、国・地域ごとの班に分かれて行うケーススタディは、自分たちで決定したテーマに基づき実施します。チューターとして関わる4年生から形式や効果的な情報収集方法などを学びながら完成を目指し、完成したケースブックとその過程で得た知識を活かし、合宿で行う外交シミュレーションで実践的な経験を積むことを目標としています。

2023年度のケーススタディでは「ロシア・ウクライナ戦争の出口戦略」をテーマに実施しました。2022年2月24日から本格的な軍事侵攻が開始されたロシア・ウクライナ戦争が、今もなお終わりが見えないことから「それぞれの国や地域にとっての理想的なロシア・ウクライナ戦争の”終わり方”は何か。また、その障壁は何であるのか。」という問いを立て、ロシア、ウクライナ、日本、アメリカ、中国、欧米(英仏)、グローバルサウスの7つの中心的なプレイヤーごとのチームを編成しました。

以下に実際に私たちが今年度作成したケースブックを掲載いたします。思惑が異なる各プレイヤーの現状やロシア・ウクライナ戦争への関わり方の違いについて詳しく作成いたしましたので、是非ご覧ください。

ウクライナの立場から探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/ウクライナ

アメリカの立場から探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/アメリカ

日本の立場から探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/日本

フランスとイギリスのウクライナ戦争における立場

ケースブック/欧州

ロシアの立場から探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/ロシア

中国が探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/中国

グローバルサウスの立場から探るロシア・ウクライナ戦争の出口戦略

ケースブック/グローバル・サウス