Case study

ケーススタディとは、現実の問題を詳しく分析・検討することで、その問題解決方法を研究することです。森聡研究会では、ゼミ合宿中に行う外交シミュレーションに向けて現代国際政治の事例を取り上げ、ケーススタディを実施し、その成果物としてケースブックを作成しています。

3年生が主体となり、国・地域ごとの班に分かれて行うケーススタディは、自分たちで決定したテーマに基づき実施します。チューターとして関わる4年生から形式や効果的な情報収集方法などを学びながら完成を目指し、完成したケースブックとその過程で得た知識を活かし、合宿で行う外交シミュレーションで実践的な経験を積むことを目標としています。

2024年度のケーススタディでは「ウクライナ、イスラエル、台湾の安全保障とアメリカ」をテーマに実施しました。調査項目としては、対象国が①何をしているか、②なぜそうした取り組みを展開しているか、を挙げ、適宜背景情報を追加しました。今回は最大のアクターであるアメリカ班と3つのシアターであるロシア・ウクライナ戦争、中東紛争、台湾有事班の4チームに編成を行いました。

以下に実際に私たちが今年度作成したケースブックを掲載いたします。是非ご覧ください。