いよいよあさってに迫ったG20大阪サミット。目玉と言われている「トランプ・習近平会談」の動向が注目されます。
それを前に、、森先生が論考を出されました!
タイトルは【米中協議とファーウェイ、そしてトランプ―大阪G20前に―】です。
https://www.spf.org/jpus-j/investigation/spf-america-monitor-document-detail26.html
ファーウェイ(華為技術)の躍進と世界進出は、産業面だけでなく安全保障面からもアメリカにとって深刻な脅威となっており、米中協議においても重要な争点となっています。
論考の中で森教授はファーウェイについて、「米国政府にとって抑えられるべき安全保障上のリスクであるとともに、打ち負かすべき産業競争上の挑戦相手でもあり、またトランプ氏にとっては、中国政府に譲歩を迫るための圧力行使のコマになっている。」と述べています。
また、トランプ氏の動向について「米中協議を続行させたいようだが、当面の決着点をどこに見出しているかは分からない」とし、米中協議の見通しについては「今後どこかで決裂する可能性もある一方で、トランプ氏が目指す米中協議の決着点がどこになるかという問題は、ファーウェイに対する米国政府の対応に大きな影響をもたらす。」と述べています。
そして、あさってに迫った大阪でのG20については「今のところ表向きには、現状のまま協議を継続し、これから合意をまとめていく意思を両首脳が確認し合うのが精いっぱいかもしれない。」としています。
詳しくは、論考を是非じっくり読んでみてください!